タリオン錠とは?
タリオン(talion錠)は、抗アレルギー薬であり
田辺製薬から2000年10月に販売開始となりました。
タリオンという名は、
ギリシャ神話の美の女神Thalia(花の盛り)に由来し、
花と鼻をかけて命名されたと言われています。
この医薬品はアレルギーの原因となる
ヒスタミンの受容体をブロックし、
アレルギーの諸症状を緩和させる効果があります。
花粉症の症状が発現する前から服用する事によって
症状の発現を予防する効果をもつ医薬品になります。
また花粉症だけではなく、じんましんや
皮膚の痒みなどにも使用される薬となっています。
H24年12月14日にジェネリック医薬品が発売され後発品を希望すればお薬代が安くすむようになりました。
現在の所、まだ発売されていません。

タリオンの副作用
タリオンは、第2世代抗ヒスタミン薬であり
アレグラも第2世代抗ヒスタミン薬ですが、
口コミなどによる比較では、タリオンの方が効果があるが、
眠気も強いという評判が寄せられています。
個人的にはアレグラは効果もそこそこで眠気はほぼ無し
タリオンは効果もいいが眠気の副作用発現確率が高いという
印象を持っています。
ただしこれは個人差があるのでなんとも試してみないと
なんとも言えないところですが。。。
花粉症とタリオン
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚の痒みを
緩和する効能があり
花粉症対策にも利用されています。
服用するとやや眠気が強いものの、
比較的即効性があるので、
花粉症の季節によく処方されます。
*眠気の発現は個人差があります。
タリオン錠の用法ですが、
通常、成人は、ベポタスチンベシル酸塩として
1回あたり10mgを1日2回服用します。
OD(口腔内崩壊)錠の場合は、
唾液で溶けますので錠剤を飲むのが困難な方などでも
服用しやすくなっています。
タリオン錠のジェネリック医薬品
タリオン錠に対応するジェネリック薬品は、
現在のところ(H26.10現在)発売されていません。
アレロック錠のジェネリック医薬品発売と同時に
タリオン錠の後発品も発売される予定でしたが(H24.12)
薬価収載されず発売されませんでした。
今後発売の予定はどうなんでしょうか。
タリオン錠の薬価
タリオン錠の薬価は下記のようになります。
ちなみに薬価は基本的に2年ごとに改定されますので
最新の薬価はコチラのサイトを参考にして下さい。
タリオンの薬価は、田辺三菱製薬のタリオン錠5mgが1錠当たり41円、タリオン錠10mgが1錠当たり49.9円です。
口中崩壊錠(水無で服用できるタイプ)の
OD錠5mgが1錠当たり41円、OD錠10mgが1錠当たり49.9円です。
*H24年4月変更薬価(次回はH26年4月予定)
タリオン錠、OD錠5mg | 41円 |
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タリオン錠、OD錠10mg | 49.9円 |
*H24年4月変更薬価(次回はH26年4月予定)
タリオン錠詳細
成分名
効能、効果
用法、用量
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