インタール点鼻液2%のすべて
特徴
インタール点鼻液2%は花粉症などのアレルギー性鼻炎に対して処方される処方薬(点鼻薬)になり、小児にも使用される点鼻薬となり1日6回という回数が他の点鼻薬と異なっています。
アレルギー性鼻炎とは?
何らかしらの原因(抗原:スギ花粉、ハウスダスト等)が体内に入り、くしゃみ・鼻水・鼻づまり等の症状が発現する鼻炎の事を言います。
1981年2月に発売が開始された歴史ある点鼻薬となりますが、前述のとおり1日の点鼻回数が多い事が使い勝手があまり良くないと個人的には思っています。1本で約60回点鼻でき、サイズは1種類となります。
効果効能
インタール点鼻液の効果効能
アレルギー性鼻炎

使用方法
使用方法については薬局で薬と一緒に説明書が渡れているかと思います。その説明書通りに噴霧を行って下さい。基本は1日6回となりますが、医師によっては使用回数の指示が異なる場合がありますので注意してください。
ポイントは下記の通りです。
インタール点鼻液 使用方法のポイント
1日6回とは、起床時と日中約3時間ごとに4回および就寝前になります。
効果発現までの期間
予防効果が高い成分となりますので、症状がひどくなる前から点鼻を始める事が大切となります。
副作用
インタール点鼻薬の使用において起こる可能性がある副作用については、鼻内刺激感が主となりが、発生率は1%程度となり、それほど気にする必要はないかと思われます。
注意点
・30日以上使用しなかった場合等については空噴霧を再度行った方がいい場合もあります。
・本体内部にはガラス容器を使用してるので大きな衝撃に注意しましょう。
妊婦・授乳婦
妊婦さん・授乳婦さんへの使用は他の一般的な薬と同様に治療上の有益性が危険性を上回ると判させる場合にのみと事になっています。
薬価
3割負担の方で250円ほど(医薬品代のみ)の点鼻薬となります。
規格 | 薬価 |
---|---|
インタール点鼻液2%190mg9.5mL | 837.2円 |
*H24年4月変更薬価(次回はH26年4月予定)
ジェネリック医薬品
インタール点鼻液のジェネリック医薬品は複数発売されていて半額ほどの薬価となり330円ほどとなっています。
インタール点鼻薬詳細
成分名 | クロモグリク酸ナトリウム |
---|---|
剤形・規格 | 液体・約60噴霧 |
効果効能・用法・用量 |
アレルギー性鼻炎 |
警告 | 特になし |
禁忌 | クロモグリク酸に対して過敏症の方 |
原則禁忌 | 特になし |