エバステル錠とは?
エバステル錠は抗アレルギー薬として、
開発されました。
この薬の主成分は、エバスチンというものであり
成分は第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
ヒスタミンの遊離抑制効果と
ヒスタミン受容体拮抗作用により花粉症の症状を
改善する事が可能となります。
またこの薬は、アレルギー対策の他にも、
円形脱毛症の治療にも効果があることが判明しました。
こちらの方は、適応外使用となります。
エバステルの副作用
エバステル錠の副作用として
最も多いものが
眠気になります。
割合として1.7%になり
眠気の次の多い物が
口渇(0.4%)となります。
エバステルは、第2世代抗ヒスタミン薬なので、
眠気、口の渇きなどの副作用が、比較的少ない薬ですが
やはり一定の割合で眠気を訴える方はいらっしゃいます。
副作用には、眠気を訴えるケースが多いので、
投与後は、車の運転など、機械類の操作は避けた方がベストです。
また、ごくまれに、肝臓障害、黄疸、ショック、
アナフィキラシー様症状に陥ったというケースもあるので、
医師の指示に従うなど、注意が必要です。

花粉症とエバステル
エバステルは、第2世代抗ヒスタミン薬として、
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚のかゆみなど、
アレルギー諸症状を緩和する効能があります。
この効果を利用してエバステル錠は、
花粉症の症状軽減に使用されています。
また持続性のある薬なので、
通常、成人の場合、エバスチンとして5〜10mgを1日1回服用します。
1日1回の服用で効果が持続するのです。
現在、OD(口腔内崩壊)錠が処方される回数も増えていて
嚥下困難な方や錠剤が苦手な小児にもおすすめです。
エバステル錠の薬価
エバステル錠の薬価は下記のようになります。
ちなみに薬価は基本的に2年ごとに改定されますので
最新の薬価はコチラのサイトを参考にして下さい。
エバステル錠5mg/OD錠5mg | 76円 |
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エバステル錠10mg/OD錠10mg | 円 |
*H24年変更薬価(次回はH26年予定)
*2014年4月から価格が改定されます。
エバステル錠詳細
成分名 | エバスチン |
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剤形・規格 | 錠剤/5、10mg(OD錠有) |
効果効能・用法・用量 |
エバステル錠
通常,成人には,エバスチンとして1回5〜10mgを1日1回経口投与する。
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警告 | 特になし |
禁忌 | 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 |
原則禁忌 | 特になし |