花粉症 バイナス





バイナスとは?

バイナス(baynas)は、
トロンボキサンA2拮抗薬として開発された抗アレルギー薬です。

 

バイナスは、鼻粘膜の血管、血小板にある
トロンボキサンA2(TXA2)受容体に結合し、
トロンボキサンA2による血管透過性亢進作用、
炎症性細胞湿潤抑制作用に効果があるので、
花粉症によるアレルギー性鼻炎緩和に効果を発揮します。

 

また、バイナスは、体内の好酸球など、
アレルギーの原因となる炎症細胞上のプロスタグランジンD2受容体とも結合し、
炎症細胞の遊走を抑制することも、アレルギー症状の緩和に貢献しています。

 

バイナスの主成分は、ラマトロバンです。
バイナスの薬価は、
日本新薬製のバイナス錠50mgが119.2円、
バイナス錠75mgが148.2円です。

 

バイナスの副作用

バイナスは、
眠気、倦怠感などの副作用が、
比較的少ない薬だとされています。

 

まれに、歯肉の出血、鼻血などの
副作用が報告されています。

 

さらに女性は生理による出血が
なかなか治まらないという症例も報告されています。

 

現在までのところ、
生命にかかわる程の重大な副作用は皆無です。

 

服用に当たり、出血しやすい人、
生理中などの場合は、医師の指示に従うものとします。

バイナスと花粉症

バイナスは、
花粉症などによるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、
アレルギー性鼻炎の改善に用いられます。

 

特に、バイナスは、
従来の抗ヒスタミン薬が苦手としてきた
鼻づまりの解消に効果があります。

 

バイナスの用法についてですが、
通常、成人の場合、ラマトロバンとして1回当たり75mgを、
朝食後、夕食後の1日2回服用します。
なお、バイナスは処方薬であり、
医師による診断・処方が必要な医薬品になります。

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