花粉症 アレグラ錠





アレグラ錠とは?

(2016/02/2更新)

アレグラ(allegra)錠は、抗アレルギー薬として、
米国のサノフィ・アペンティス社が開発しました。
アレグラ

 

一般名は、塩酸フェキソフェナジン(fexofenadine)です。

 

アレグラ錠は、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を緩和させる効果があり花粉症の時期に多く処方されます。

 

眠気の副作用はほぼなく仕事で運転する方では
基本的にアレグラが処方される事が多くなっています。

 

30mgと60mgの2つの規格があり
大人であれば通常は60mg
1回1錠1日2回服用するかたちになります。

 

アレグラ錠に対するジェネリック薬は、
現在までのところ(H24.12現在)発売されていませんが
医療用のアレグラにジェネリック医薬品が
  2013年2月から発売されています。詳細は下部で。

 

市販薬はアレグラFXとして2012年11月に発売になりました。
*アレグラFXの詳細も下部で記事にしています。

 

 

 

 

 アレグラFXが久光製薬から
 2012年11月1日に
 市販アレルギー剤として発売になりました。

 

 このアレグラFXは医療用医薬品である
 アレグラ錠60mgと内容は全く同じになり
 スイッチOTC薬として薬局で発売されています。

 

このアレグラFXは第一類医薬品になりますので
薬剤師が常駐している薬局でないと
販売する事が出来ないので注意が必要です。

 

*発売当初は要指導医薬品でしたが2015年に第一類医薬品となりました。

 

 

アレグラFXが市販鼻炎薬として新発売

 

容量 価格
14錠 1314円(93円 / 錠)
28錠 1886円(67円 / 錠)

 

医療用医薬品のアレグラ錠60mgの薬価は
75.6円なので(H26.1現在)28錠入りだと
薬価を下回る価格となっています。

 

服用方法は1日2回朝夕服用になっています。
食後でも就寝前でも服用タイミングは問題ありませんが
食後服用だと若干ですが効果が落ちますので服用するのであれば
食前もしくは食間服用をおすすめします!

 

眠くなりにくいタイプのアレルギー剤になりますので
仕事などで眠くなってはまずいという方にお勧めです。
まずこのアレグラFXを飲んでみて状態を確認する事をオススメします。

 

 

2016年2月現在、大野智さんのCMの影響もあってか
ドラッグストア、薬局ではアレグラFXがかなり売れています!
アレジオンのスイッチOTCもも売れてはいますが、アレグラFXには
太刀打ちできないほどの売れ行きとなっています。
ここ最近ではアレジオンも非常によく売れています。

 

 

アレグラ錠の服用方法

 

アレグラの通常の飲み方については添付文書上は1日2回経口投与となっています。

 

通常病院や耳鼻科等のクリニックで処方される場合は1日1回朝夕食後という場合が多くなっています。しかしながら、最も効果的に服用するのであれば食前服用がお勧めですが、それほど大きな違いはないかと考えられます。

 

が、食前服用の場合だと飲むこと自体を忘れてしまう方が多いのが実際ですし、それほど食前と食後服用による効果発現に違いが出る訳でもないので食後服用でも特に問題はないかと思いますので、医師の処方通りに服用しましょう。

 

 

アレグラ錠の薬価

 

アレグラ錠の薬価は下記のようになります。
ちなみに薬価は基本的に2年ごとに改定されますので
最新の薬価はコチラのサイトを参考にして下さい。

 

アレグラ錠60mg 71.9円
アレグラ錠30mg 56.4円

*H26年変更薬価(次回はH28年予定)

 

*2016年4月から価格が改定されます。

 

 

アレグラ錠の副作用


アレグラ錠は1990年代に
抗アレルギー薬として
用いられていた
テルフェナジン
代わる薬として開発されました。

 

ところがテルフェナジンは、
心臓に悪影響を及ぼすという
副作用があることが判明し、
使用が控えられるようになりました。*2001年に発売中止になりました。

 

アレグラ錠は、テルフェナジンと同様の効能ですが、
心臓に害を与えることはもちろんありません。

 

アレグラ錠は、第2世代抗ヒスタミン薬で、
眠気、口の渇きなどの副作用が少なく
花粉症の薬の中では一番眠気が出ないと言われています。
まれに頭痛、眠気、吐き気を訴えるケースが報告されています。

 

 

>>妊娠中のアレグラ錠の服用は安全か?

花粉症とアレグラ錠

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アレグラ錠は、
ヒスタミンH1拮抗薬として、
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、
皮膚の痒みをを緩和させる効能があり花粉症の諸症状を緩和させるために主に用いられます。

 

 

 

他にも、炎症性サイトカイン産生抑制作用、好酸球遊走抑制作用、
ケミカルメディエーター遊離抑制作用の効果もあり、
花粉症の季節に活躍します。

 

簡単に言うと、
花粉症の症状を予防、改善する効果がある薬がアレグラ錠なんです!

 

アレグラ錠の用法

・7歳から12歳の小児:1回30mgを1日2回服用。
・12歳以上の小児は:1回につき60mgを1日2回服用。
 ・成人:1回60mgを1日2回服用。

 

 

ジェネリック医薬品

 

アレグラのジェネリック医薬品は多数発売されています。
先発品であるアレグラ錠の薬価は高価になるので同じ成分であるジェネリック医薬品を選択してみてはいかがでしょうか。

 

 

メーカー 医薬品名
エルメッドエーザイ フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「EE」
ニプロ フェキソフェナジン塩酸塩OD錠60mg「NP」
ジャパンフューチャー フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「DK」

アレグラ錠詳細

成分名(一般名) フェキソフェナジン(フェキソフェナジン塩酸塩製剤)
剤形・規格 錠剤:30mg・60mg
効果効能・用法・用量

アレグラ錠
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒

 

通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。

警告 特になし
禁忌 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌 特になし
添付文書 医療用医薬品の添付文書情報

 

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