アレロック錠とは?
アレロック錠2.5/アレロック錠5
アレロックOD錠2.5/アレロックOD錠5
アレロック錠には上記の4種類が存在しています。
OD錠とは口中崩壊錠の事で成分、効き目は同じになります。
アレルギー諸症状の発症には、体内のヒスタミンと呼ばれる物質が関与しておりこのヒスタミンが受容体に結合する事でアレルギー症状を引き起こします。
アレロック(allelock)錠は、ヒスタミンの受容体をブロックする事によりアレルギーの諸症状の発現を防ぎ効果が発現されます。
アレロック錠は、抗アレルギー薬として開発され
その一般名は、オロパタジン塩酸塩なります。
H24年12月14日にジェネリック医薬品が発売され
薬価が下がり薬代が安くすむようになりました。
アレロック錠は、ヒスタミンH1拮抗薬として、
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚のかゆみ、尋常性疥癬、
多形滲出性紅斑などの症状を緩和させる効能があります。
特に、鼻づまり、蕁麻疹の症状の緩和に効果的です。
効能に関してアレルギー発症に関与する
炎症性化学伝達物質の遊離を抑制する効果もあるので、
花粉症の症状が出る前から予防服用する事で
症状の発症を防ぐ事が可能です。
よって花粉症の症状が出る前に耳鼻科を受診して
薬を服用し始める事で症状の発現を防ぐ事が出来るのです。

アレロック錠の副作用
アレロック錠は、第2世代抗ヒスタミン薬であり
眠気、口の渇きなどの副作用が、
比較的少ないとされていますが個人差があり
眠気がひどくでる方もいるのが現状です。
副作用として起こる可能性が高いものが
上記にあげた眠気であり
添付文書上では7%ほどあるようです。
実感としてはもう少し多いように感じます。
なお重大な副作用として
肝機能障害、黄疸(頻度不明)などがありますが
頻度不明ですしほぼ心配ないかと思われます。
万一、異常を感じたら、
直ちに投与を中止し、適切な処置を行うことが肝要です。
過去に劇症肝炎の副作用で死亡例が出ていますが
かなりまれな副作用であり、他の医薬品でも同様の死亡例は起こっています。
また、アレロック錠服用後は、他の花粉症薬にもいえますが
集中力や運動能力が低下するので、
車の運転は、念の為、避けた方が良いかと思われます。
アレロックで眠気が出る場合は
比較的眠気の発現の可能性が低いアレルギー薬である
アレグラをお勧めします。
アレグラに関しても2013年2月よりジェネリック医薬品が発売となりました。
アレロック錠のジェネリック医薬品(後発医薬品)は?
アレロック錠に対応するジェネリック薬品は、
オロパタジン塩酸塩錠「AA」「杏林」「サワイ」など
多数発売されています。
*顆粒以外、全ての規格で発売されています。
などの薬がH24年12月14日から販売されるようになりました。
ただし現在まだ小児の適応は通っていなく
大人のみジェネリックへの変更が可能となります
なおジェネリック医薬品の値段を調べたい場合は
コチラのサイトを参考にして下さい。
ちなみにH25年2月現在で発売されているアレロックのジェネリック医薬品は2.5mgのものが28.4円、5mgのものが36.1円とすべて同一の薬価となっています。
つまり2.5mg規格で薬価ベースで18.9円/錠5mg規格で24.1円/錠安くなるという事になります。*実際の負担割合によって支払額は異なります。
調べ方はまず先発品(アレロック)名称を入力して
表示された右側にある「同効薬リスト」をクリックして下さい。
ジェネリックがある場合はジェネリック医薬品の価格が出てきます。
アレロック錠の薬価は?
アレロック錠の薬価は下記のようになります。
ちなみに薬価は基本的に2年ごとに改定されますので
最新の薬価はコチラのサイトを参考にして下さい。
アレロック錠、OD錠2.5mg | 44.7円 |
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アレロック錠、OD錠5mg | 56.8円 |
*H26年4月変更薬価(次回はH28年4月予定)
アレロック錠と併用注意、禁忌の薬は?
アレロック錠と併用注意、禁忌は下記になります。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
併用注意
特になし
アレロック錠詳細
成分名
効能、効果
用法、用量
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